FX投資家は要人発言に要注意!

要人発言の中にヒントがある!?

 よく、『スワップ狙いの長期投資を目的とした人は経済指標等の発表はあまり気にすることは無い』という言葉を耳にします。確かに証拠金に充分な余力を持たせて投資をしているため、経済指標発表後の為替相場の変動をいちいち気にする必要はないと思います。

 しかし、投資家である以上、最低限のマーケット情報の収集は怠るべきではないのではないでしょうか?特に雇用状況や失業率の推移は、その国の将来的な経済情勢を占う意味でも大切です。
 そして、何よりも耳を傾けなくてはならないのが各国の要人発言です。とくに米国財務長官FRB議長ECB総裁の発言は要注意で、発言の中にその国の経済の実態を表す若しくは予測する言葉が含まれていることが少なくありません。

 2008年の金融危機を取り上げても、FRBのバーナンキ議長やECBのトリシェ総裁より早くから経済危機を匂わせる発言が相次ぎました。これに耳を傾けていた敏感な投資家はドル円やユーロ円の売りポジションを建てていますし、スワップ狙いの長期投資家も豪ドル円を100円以上の高値水準で利益を一端確定させています。
 このように、たとえスワップ狙いといえども、経済情勢が悪化する可能性が高いなら利益を確定すべきですし、そのためも一投資家として世界情勢の変化は知っておく必要があるといえます。